Hiroshi Yoshida's Side-B
| |||
|
![]() Cradle Mountain (Tasmania Island, Australia) (写真を拡大→) |
||
|
趣味や関心事など |
ジャンルは問わないと言いつつもクラシック音楽を聴くことが多いです。単純作業しているときなどは,研究室のBGMは専らクラシック音楽です。(音楽があった方が仕事が捗る場合と,静かな方が仕事が捗る場合がありますね。当たり前か……。)
![]() |
マーラー カンタータ『嘆きの歌』 スーザン・ダン (Sp) ブリギッテ・ファスベンダー (MS) ヴェルナー・ホルヴェーク (Tn) アンドレアス・シュミット (Br) マルクス・バウアー (Bs) デュッセルドルフ市楽友協会合唱団 リッカルド・シャイー 指揮 ベルリン放送交響楽団 (III/1989) |
「栴檀は双葉より芳し」という言葉は、この大曲を17歳から書き始め、20歳には完成させたマーラーにこそ相応しい。彼は後年、友人への手紙にこう書いている。「……あなたが知っている、すべての“マーラー”はペンの一書きで明らかでした。私が一番びっくりさせられたのは、管弦楽法においてさえ、変更すべきものが皆無だったことです。それはとても個性的で、しかも新しい……どうしてこれほど風変わりで強力な作品が20歳の若者のペンから生まれたのか、今の私には理解できません。」この手紙が誇張でも何でもないことは、この曲を聴いた誰もが理解できることだろう。後年の交響曲群に劣らない力強さとドラマ。魅力的な音色と個性的な響き。それら全てが、我々の知っているマーラーそのものなのだ。
私がこの曲に強く惹かれるのは、魅力的なメルヒェンの世界そのものが繰り広げられて、(オペラではなく)カンタータという形式に凝縮されているところだ。「二人の兄弟が一人の女王に結婚を申し込もうとしている。それには、ある特別な赤い花を見つけなければならない。弟の方が赤い花を見つけ、帽子に挿して眠る。兄は弟を殺して、花を盗み、女王に求婚する。一人の吟遊詩人が弟の骨を見つけ、それで笛を造る。この笛を吹くと、笛は殺人の経緯を告げる。二人の婚礼の日に吟遊詩人は“骨の笛”を吹く。笛の物語を聞いた女王は卒倒し、客人が逃げまどううちに、城は崩壊して全てを飲み込んでしまう。」
マーラーの最初期の作品ではあるが、指揮者には高度の技量と見識が要求されている。交響曲に必要とされる構成力の手堅さと、オペラに必要とされる語り口の面白さと、指揮者はその両方を満たさなければならない。そういう点で、私の知る限り、シャイーによるこのディスクは、最上位に位置される演奏だと思われる。ドイツのオーケストラが持っている構成力と、シャイーが持っているフレージングに対するオペラ指揮者としての美点が、見事に融合されている。聴く度に新鮮でわくわくしてくる。クラシック音楽を繰り返し聴く楽しさを充分に味合わせてくれる演奏なのである。
ハードな登山よりも,低山やレイクウォークが好きです。2002年は,八幡平,面白山, 月山,雄国沼(裏磐梯),熊野岳(蔵王),山形神室などで トレッキングを楽しみました。 2003年は,富神山,水晶山,面白山(北),経塚山,月山,えびの高原,熊野岳,南面白山,葉山(長井),甑岳など。現在,諸事情により,ちょっと休止中。
![]() 水晶山山頂から面白山方面を望む (写真を拡大→) |
![]() 南面白山山頂から見た大東岳 (写真を拡大→) |
免許取得以来の走行距離が40万kmを超えました。 特に大事故も無く,ここまでこれたことに感謝です。
面白そうな本であれば,どんなジャンルの本でも手を出す方です。 出張の移動時なども貴重な読書タイム。 読書のTPOには,あまりこだわりません。 数冊の本を平行して読む癖があります。 学生時代は漫画もよく読んでいました。週刊誌や月刊誌を購読するより, 作家主義で単行本を購入するタイプでした。最近はさすがにあまり漫画を 読まなくなり,流行にも疎くなりました。
独身時代はコーヒーのブレンドに凝っていました。豆面を見ただけで産地を当てたりとか……。カフェイン中毒気味になって体に悪いのと,お金がもったいないので,いまはもうヤメました。最近は既製の豆をドリップして飲んでいます。「ウィンナコーヒーの作り方は?」なんていうことは私に訊かないように。ストレートコーヒー以外には全く興味無いのだ。
雑記帳 |
リンクなど |