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放射線の解析関係

rootを使ったものとか

chに対応するEnergyから線形性を求める

まず,NaI検出器から得られた放射線のピークのチャンネルとそのエネルギーの対応を1次関数で表すマクロ.

例えばこんなの
マクロ(ch_to_energy.cc)
これとデータファイルを用意。ここのデータは2011年3月25日の実験で、BG,Cs137,Co60の各ピークのchに対応するエネルギーをまとめたもの。
ピークのchを求める際のfittingにやや難あり。
データファイル

[簡単な説明]
1~9行目 キャンバスを描いたり,軸の名前設定
10~18行目 データファイルからデーターを読み込んで変数に格納する.そしてデータをプロットする.ここでは"a.dat"という名前のデータファイルを読み込んでいます.データファイルの書式は

"ピークのチャンネル" "Tab" "対応するエネルギー"

21~23行目 データに1次関数でフィッティングする.(1次関数は"pol1"という名前で定義されています)
26~30行目 これは単なるおまけ.なくても何とかなると思うんです.
33行目 ファイルに書き出し..pngとか.svgとかいろいろできるそうです. それ以降 これもあまり必要なし.何をしているかというと,fittingで得られた1次関数のパラメータ(傾きと切片)をファイルに書き出すというもの.ここでは自動で"傾き" "切片"をparameter.datというファイルに書き出します. 一応テキトーなデータファイルをあげておきます.意味があるかないか・・・・・
データファイル

ちょっと複雑なfittingとか

2011年3月25日のデータから、
  1. chとエネルギーの関係を求める
    1. BG,Cs-137,Co60のデータからそれぞれ"ピークのch"を求める。
      この際、ガウス関数を用いてfittingしますが、ガウス関数+α という関数にすることでよりキレイにfittingできます。
  2. 各試料のデータを解析する
[参考]宮地先生のHP こっちを読んだほうがためになります